日清食品の焼きそばのCMで世にその存在感をアピールしたウーパールーパー。
不思議な愛くるしい姿に火がつき、一時は大変な盛り上がりを見せました。
そんなウーパールーパーの混泳候補について紹介していきたいと思います。
ウーパールーパーと混泳に向くのはアカヒレ？
あまり混泳に向いているとは言えません、おすすめ度30％です。
その理由は3つあります。
第1に、アカヒレがウーパールーパーの適温に合わせることができるからです。
ウーパールーパーは25℃前後が過ごしやすいと言われています。
一方、アカヒレは16℃から24℃くらいが適しています。
生命力が強く30℃から34℃までなら生活できるとも言われています。
第2に、お互いの最適な水質が近いことが挙げられます。
ウーパールーパーは中性から弱酸性の環境が適していますが、アカヒレも似たような水質を好みます。
第3に、ウーパールーパーがアカヒレを襲う可能性があるからです。
野生のウーパールーパーは肉食で、自分よりも小さな魚などを食べています。
ですから、アカヒレをエサとして捉え、捕食する可能性は充分に考えられます。
ウーパールーパーとの混泳に適しているのはプレコ？
混泳は可能かもしれません、おすすめ度40％です。
なぜそう言えるのかについて、3つの観点から進めていきます。
まず、両者の適温がほぼ似ているからです。
ウーパールーパーは25℃前後が適していますが、プレコの適温も24℃～28℃です。
次に、お互いの生活環境が近いことです。
ウーパールーパーは中性～弱酸性を好みますが、プレコは中性を好みます。
このように最適な水質も似ています。
最後に、プレコがウーパールーパーを食べてしまう可能性があります。
ウーパールーパーの頭の周りにある飾りのような部分が注意を引き、食べれてしまうおそれがあります。
ウーパールーパーとの混泳できるのはネオンテトラ？
混泳できない可能性が強く、おすすめ度は30％です。
その理由について、3つの点から説明します。
1つ目は、両者の適温が近いことが挙げられます。
ウーパールーパーの適した水温は25℃前後ですが、ネオンテトラのそれは23℃～28℃と似ています。
2つ目は、生育するのに適した環境が近いからです。
ウーパールーパーは中性から弱酸性の水質が適していますが、ネオンテトラも同じです。
3つ目は、ウーパールーパーがネオンテトラを襲う可能性があります。
愛くるしい姿をしていますが、ウーパールーパーは肉食です。
自分よりも小さな魚はエサとして食べられてしまうおそれが考えられます。
まとめ
ウーパールーパーとの混泳に適した候補を3つ考えました。
アカヒレ、プレコ、ネオンテトラですが、このうち最も適しているのはプレコになります。
お互いにとって適した水温や水質、両者間の捕食から考えてそう判断しました。
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