飼育を始めてからしばらく時間が経過すると、あることに気がつくはずです。

ウーパールーパーというのは、比較的多くの時間を水槽の底の方で過ごしますね。

水槽の大きさやデザインによっては、水槽内が少し寂しく感じます。

このとき、同じ水槽内で違う種類の生物と一緒に生活させる方法も考えられますが、問題はないものでしょうか。

ウーパールーパー お尻 浮く

ウーパールーパーの生態と混泳

カエルを含む他の生き物との混泳は難しいもがあります

それは、ウーパールーパーの生態と関係があり、彼らは自然の中では他の生き物を捕食して生活をしています。

飼育下においては、タブレット式のエサも使われてはいますが、必要に応じて生きたエサも必要です

水槽に入れたときの大きさや成長の度合いにより、エサとなるまたはエサとする立場の違いが生れます。

それぞれが生活お送るうえで、快適とする水温の違いも混泳を難しくする理由のひとつです。

ここからは、淡水魚や熱帯、カエルなどの混泳について見ていきましょう。

①淡水魚・熱帯魚との混泳

淡水魚との混泳は体の大きさも関係しますが、やはりお互いをエサとして認識してしまうことでしょう

金魚などの小さな魚は、活餌として実際に用いられますし、大きく成長した魚にとっては、ウーパールーパーは捕食の対象となります。

熱帯魚は、赤虫を好んでエサとするため、ウーパールーパーのエラの赤い部分をエサと思ってしまいます。

また、比較的低い温度を好むウーパールーパーに対し、熱帯水域に生息している熱帯魚では、混泳のとき水温の設定を迷ってしまいますね。

②カエルとの混泳

ウーパールーパーもカエルもお互いに両生類なため、水温に関しては大きな問題にはならないでしょう

しかしながら、ここでも捕食の問題は避けられません

オタマジャクシは、ウーパールーパーのエサとして用いられるケースもあり、カエルも口にはいる大きさならば、エサとしてウーパールーパーを捕食します。

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まとめ

ウーパールーパーと他の生き物との混泳について見てきましたが、やはり同じ空間での生活は難しいようですね。

一時的な混泳は可能でしょうが、それぞれが持つ生態により、生存そのものが危険にさらされます。

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